sweet memory~エレカシ青春セレクション~ Category:ROCK Date:2013年08月02日 sweet memory~エレカシ青春セレクション~:エレファントカシマシ 2002 ♪輝くたいよーおは俺のもーのでー 輝くつーきはーそうお前のなーみだーーー 普通の顔した そ、いつもの普通のーおおお 風に吹ーかれぇて消えちまーうさー よく思いつくな、このメロディ。 でも実際、エレカシは初期のが好きです。 奴隷天国よー。 宮本さんが「青春」をテーマに選曲したBESTALBUMです。 このALBUMはBESTなんでそりゃー良いに決まってるし、 他にも良いALBUMたっくさんある中で 何故このALBUMを推すのかと言いますと、 『さらば青春』がこのALBUMにしか入ってないのよね。 (ちなみに『風に吹かれて』のC/W) この曲はね、良いよねぇ。親も好き。 世の中にはね、青春パンクなんていうジャンルがあるんだけどね、 2002年このALBUMの発売当時は青春パンクの全盛期だった。 メロコアの全盛期(1998~2001年)も過ぎて、 とって代わるように聞きやすい青春パンクが妙に流行りだした時代。 私は心底うんざりしていた。 周りは猫も杓子もゴイステゴイステ、モンパチモンパチ言ってて、 くそ居心地悪かったのを覚えているよ。 友達からもやたら進められて、ゴイステとモンパチを借りたけど、 聞いたフリして『いいじゃん』とか言って返却したった。 全然そんなこと思っていないのにさ!嫌われたくないからさ! チバユウスケの雑誌の切り抜きを 教室の壁に貼っているくらいのイタイ女だった私は、 『こんなキラキラした青春、わたしにはない』 ってちっとも共感できないところが多々あったし、 音がしょぼくて全然グッと来なかったんだわ。 そのうち、次第にゴイステを好きな人たちも嫌いになっていったよ。 こんなくそださい青春バンドを良いとか耳おかしいと内心馬鹿にしていた。 性悪。そして未だに馬鹿にし続けている。性悪すぎ。 そらーね、若い内は何をしたって青春だろうよ、 彼女いなくても青春。いても青春。フられても青春。フっても青春。 何しても青春になるもんだから、 たくさんの青春作品がこれでもかと世に出ました。 次第に飽和していく日本青春商業界。 終いには童貞を売りに音楽をやる奴らが現れる始末。 それに乗っかるアホな童貞男性。 これは私からしたら不快で仕方なかったね。 男の子にはカッコつけて欲しかったから。Rockを汚された気さえした。 もう、早くブームが去るのを願っていたね。 そんな時に、このALBUMが出てね、 ああ、もうなんというか、突き抜けてたね。 青春を歌っていいのはエレカシ以外ありえないな、と。 改めて気付かされたね。 上手く言えないけど、もう、声が青春なんだわ。声が。 あーあ。もうかなわない。唯一無二。 エレカシはイイですよ、奥さん。さらば青春! でもやっぱりエレカシもBJCも、初期のが好き。 ごめん。 PR