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Led Zeppelin Ⅰ




Led Zeppelin Ⅰ:Led Zeppelin
1969

ああ、偉大なるLed Zeppelin様!
私のような能天気アラサー女子が
あなた様方について一体今更なにを語れるというのか、
ほんとにおこがましいにも程がありますね。
どうか、このような無礼をお許しくださいませ。

1969年から今に至るまで
多くの人間達があなた様方のことを語ってきました。

(よくもまあ、飽きもせず、
 たった4人しかいない野郎バンドについて語れるわ。)

ほんともういいでしょうというくらいにあなた様方のことを語りつくしました。
やれ、なんというジャンルに分類されるのか、だの
なんだお前らブルースを馬鹿にしているのか、だの
なんだあの喘ぎ声みたいなボーカルは!!
完全に入っちゃってるじゃないか!
加えてあのヘロヘロしたギターはなんだ、
完全にキマっちゃってるじゃないか!
ちゃんと弾けよ、ちゃんと!!ストラップ下げすぎなんだよォォォ!
おい、ドラムソロ長すぎィィィィ!いつ終わるの?
終いにはベースの人全然映像に残ってないんだけどサポートなの?

そしてその結果なんかよく分かんないけど
「ハードロック」とかいうダッセー名前のジャンルに分類されて、
「ボーカルのルックスが良いから売れているだけ」と言われ、
「元祖ヘタウマギタリスト」とかいう汚名を着せられ、
「ドラムが死んだから神格化したんだ」とかほざかれ、
「なんで人気があるかわからない。」
「deep purple のが好き」
「ベースだけはマトモダナ―」という感じになっています、2015年現在。

確かにそうかもしれない、全部一過性の流行りだったのかもしれない。
過大評価されすぎバンドなのかもしれない。
でもその一方で
なんでか分からないけど見逃せないの!大好きなの!
なんてったってリフが素晴らしいの!ドラムに絡みつくベースがいいの!
音楽って理屈じゃないの!っていうファンもたくさんいるんです。
実際に1970年代、あのTheBeatlesを抑えて人気No.1バンドに光り輝いた時期もある。
こんな賛否両論あるバンドってそうはない。
そう、とにかくあなた様方の音楽ってワッカラナイ!とにかく語りつくせない!


あなた様方が『Led Zeppelin I』を世に出してから
早いもので46年の月日が経ちました。
1969年のあの冬の日、わたしはどこで何をしていました?
父親の一部でした?
そんなわけない、私の父ですら当時はまだ16歳ですもの。
私という人間は未だ遥か天空を漂っている1つの魂でした。
つまりは1969年代がどんな社会情勢で、どんなものが流行ってて、
どういう思考を持った若者たちがどんなカッコいいことしてたなんて、知る由も無いってこと。いえ、知ったところで、共感なんて到底無謀だってこと。
そんな私が2015年同じ冬空の下で
Led Zeppelin様の音楽に酔いしれています。
1969年あの頃の若者たちみたいに陶酔してしまっている。
まるで当時のノリでLed Zeppelin を周りの人に薦めている。
音楽聞いてこんな胸が高鳴るだなんて!
この現象を言葉で表すとするならば、「共鳴」しちゃってる状態!
やだもう、どうしちゃったのかしら。
今までの音楽の価値観が狂ってしまった。
ギタリストを初めて好きになった。
意味のない歌詞に初めて共感してしまった。
初めてバンドのドラムソロをとおして聞くことができた。
初めて展開の読めないベースライン出会った。
わたしは"初めて"をくれる人が大好きなのです。
心から酔いしれています。







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